やっと芸術の見方がわかりました

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青森市パサージュ広場となりの学習塾 S-classです。
青森県立美術館で開催されている「あなたの肖像-工藤哲巳回顧展」に
プレス取材として行ってきました。
本来は撮影禁止ですが、記事の写真は取材の許可を頂いて掲載しています。


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まずはあおもり犬ドーン!(笑)


芸術、美術に関して以前からずっと疑問に思っていたことは
芸術(特に現代芸術)はよくわからないという点ですが、
今回ようやく自分なりに解決できたように感じた(?)のでご紹介します。


大切なのは作品から何かを「受け取ろう」としないことです。
言い換えると、「この作品は何を意味しているのか」という発想を捨てて、
自分自身の中から沸き起こってくる思考を楽しむということです。
今までの私は何か意図や解釈の”正解”を探そうとしていましたが、
おそらくそうではないんですね。


たとえば何か乱雑に配置されたオブジェを見て、
「あっ、自分の部屋を片付けよう!」と思う、
それだけでいいのではないでしょうか?
作品から与えられるのではなく、自分の内側から出てくる思いつきに注目します。


今回の青森県立美術館もそうですが、美術館の中にはたくさんの作品があります。
その作品の数だけ思いつきがあるのだと考えるとワクワクしますね。


仕事のアイディアが急に思いつくかもしれませんし、
今まで悩んでいたことがすっきりするかもしれません。
そういう自分の思いつきを開花させる場所であって、
作品の意図を探る必要は無いのですね。


そう考えると、美術館の楽しみ方も変わってきます。



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では、実際に工藤哲巳回顧展に展示されている作品をご覧ください。
どういう思いつきが湧いてきますか?




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《カゴの中のカゴの中のカゴ》1976年 (c) ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2013


さて、どういう思考が頭によぎりましたか?
写真では伝わりませんが、実物は非常に計算された配色と配置になっています。
タイトルは《カゴの中のカゴの中のカゴ》です。
私がこの作品から想像したことは
「見た目は美しくても、実態は都合よく管理された世界」です。


学習塾と関連付けるならば、
「監視・強制される勉強は身につかない」
というところでしょうか。
正解の解釈があるわけではありません。
何か思いついたらそれで良しとします(^^)


何にせよ、頭を空っぽにして自分の中から沸き上がってくる考えを観察するのが
芸術の鑑賞の仕方なのかなぁと勝手に納得しました(笑)


今回の展示の中にはグロテスクなものも多数含まれているのですが、
美術館の解説の中に、工藤哲巳の作品を見て不快だと思うのならば、
「こうはなりたくない」という願望の表れである、という文章がありました。
なるほど、そういう感性もありますね。


では、この作品を見て何を考えますか?




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《あなたの肖像》1963年 (c) ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2013


何か頭に浮かびましたか?
タイトルの《あなたの肖像》というのは、工藤哲巳がたくさんの作品に好んでつけた題名です。
この作品はそれぞれ細かい部分も作りこまれています。
ぜひ実物を見て細部を確認してみてください。
そして素晴らしい思いつきをしてみてください(^^)v


会期:2014年4月12日 (土) -6月8日 (日)
観覧料:一般1,200 円 / 高大生900 円 / 小中生300 円
http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/58/index.html



芸術の楽しみ方のポイントは「受け身にならないこと」
今回の「あなたの肖像-工藤哲巳回顧展」はいわゆる難解な作品が多いだけに、
芸術を見る感性を養うには良い展示ではないでしょうか。


勉強には明らかな正解がありますが、
自分から考えていく知的冒険という点では芸術と同じですね!


続きがあるのでまた後日アップします♪

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三國 清志
青森市出身、青森高校55回生。のんびり自由に塾を運営しています😄雪が降る前に自転車で夏泊半島まで行ってみたい🚴🏻
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