先日京都へ行き、私が最も尊敬する、永濱茂夫先生にお会いしてきました!
お忙しいところ無理を言ってお時間を作っていただきました。
わがままを言ってでもお会いしたい憧れの先生です。
なぜ私が熱狂的に尊敬しているのか、理由はたくさんあるのですが
端的に述べると
・見えない細部に非常に力を入れておられる
・謙虚で常にバージョンアップされている
ということです。
たとえば、私が教室に伺った際に入塾案内のパンフレットを拝見したのですが、
それがA4よりも少し小さい独特のサイズだったので疑問に思い
「このサイズは何のサイズですか?」
と質問したところ
「保護者(お母様)のバッグにちゃんと入るサイズにしました(^^)」
とのことでした。こういう細かい気配りが最高にかっこいいですね。
その他にも、教室の照明であったり、掲示物のセロテープの貼り方であったり、
見過ごしてしまいそうな点にまで敏感に気配りをされています。
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細部にこだわってらっしゃるということは、塾では生徒や保護者の対応にも細心の注意を
払われているということが簡単に想像できますよね。
生徒や保護者との人間関係で細部までこだわるべき場面はたくさんあります。
たとえば、テストで92点をとった生徒がいたとします。
神経を研ぎ澄ませていないと、つい無条件に「よくがんばった」と褒めてしまいがちです。
しかし、そこは人間ですから、
場合によっては褒められて嬉しくない場合もあるのです。
学校の定期テストで92点というのは本人にとって低すぎるハードルで、
失敗だと思っているかもしれません。それを察知して
「勉強が足りなかったね、次はもう少しだけがんばろう」
と言った方がかえって生徒からの信頼を得るということがよくあります。
そこは個人の性格、状況など様々な細かい判断材料があって、
慰めるべきなのか気合を入れてあげるべきなのか
生身の人間が敏感に感じ取らなければいけない部分です。
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永濱先生の人間的魅力を感じるのは、先ほど書いたような細やかな気配りにも関わらず、
これ見よがしにアピールすることは決してしないという謙虚さです(^_^)
現在滋賀と京都で4教室も展開されてらっしゃる塾長さんですから
私ごときの相手をしても何もメリットは無いにも関わらず、
あれこれ塾のことを教えていただき、最高のおもてなしをしていただきました(・∀・)
また、年に何度か開かれる塾の先生方の集まりも永濱先生がいなければ成立しないのですが、
自分がリーダーだという雰囲気を出さず、自然にメンバーの一員として参加されています。
大げさにカリスマを演じるわけでもなく、
自然に上質な場を作り出しているのが永濱先生の魔法です。
私が何としても身に付けたいのはこの魔法です。
いかに私が細かく口出しせずに生徒それぞれが自律して、
塾という楽しい(=価値がある)場所を作っていけるかということが一番のテーマです。
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塾の先生は往々にして尊大な態度をとりがちですが・・・
私も一時期は塾の先生としてある程度虚勢を張って突っ張る必要があると
勘違いしていたことがありましたが、個別指導の塾は劇場ではなく日常なので、
そういった派手な演出とは少し違うのかなと思うようになりました。
自然に寄り添うことが生徒が良い成果を出していく最善の道だと思います。
謙虚さということで言えば、永濱先生自身はそこまで意識的に謙虚にしようと
考えられてはいらっしゃらないかもしれません。
常に進化しようと思えば他人から有益な情報を聞くことが必要なので、
自然と謙虚になられているのだと思います。
本当に良い塾を提供したいという思いが相手を尊重し、
よく話を聞かれるという姿勢につながっているのですね。
裏を返せば、人間的に充実されているからこそ、余計な虚勢を張らずに
しなやかな立ち回りができるのですね。
にじみ出た謙虚さが素敵でした。
ブログに書ききれないほど、たくさんのことを教えていただき
かなり刺激を受けて青森に帰ってきました!
私も永濱先生のように、一流ではなく「超一流」を目指そうと決意した京都の旅でした(^^)v
永濱 茂夫先生(学習塾PEG)
学習塾 S-class講師。青森市出身、青森高校55回生。のんびり自由に塾を運営しています😄いつかフィンランド、スウェーデンに教育視察に行きたいサウナも行きたい👀