小学生のうちに気をつけるべきこと

青森市新町の個別指導塾、学習塾 S-classです。
今日の青森市は汗ばむくらいの暑さでした(*_*)


青森のような地方の学校に通っている生徒が気をつけるべきことを
書いてみたいと思います。
私自身も青森市内の小学校に通いましたが、
塾で教える立場になってみると自分の考え方は
マズかったんじゃないかなぁと思います。


それは何かというと、特に算数で、 
出てきた数字・式の意味を考える 
ということです。


なぜここに気をつけるべきかというと、小学校のうちは
意味を考えなくても解けてしまうからです。
テストでマルがついていたからといって、本当の意味で正解とは限らないんですね。


例えばこんな問題があったとします。

時速30kmで走る自動車が3時間に進む道のりを求めなさい。

こういう問題は、意味を理解しなくても「なんとなく2つの数字をかければいいんじゃない?」
という考え方で正解が出せてしまうことが多いです。


ではこの問題ではどうでしょうか?

15km進むのに40分かかるときの時速を求めなさい。

浅い理解のままだと、数をあてはめるだけでは正解を導くことはできません。
このように、意味を考えずに解く悪い習慣は、
中学、高校と進学するうちに大きな差になってきます。


時速とは何か、という定義がしっかり頭に入っていれば、この問題は解くことができます。
「○○とは△△である」という定義を反復して覚えるということが大切ですね。


当塾では小学生・中学生・高校生を一貫指導していますので、
こういった点に細かくこだわって指導しています。
「大学受験にも通用する思考力」を常に意識しながら生徒に語りかけています(^^)

小学生のうちに気をつけるべきこと