2.全国レベルの戦い
大学には全国から受験生が集まってきます。これは中体連の県大会と、全国中学校大会(全中)との違いと言い替えることもできます。
倍率でいうと県立高校では1.3倍だと高いと感じますが、大学入試では人気の無い大学でも2.0~3.0倍。倍率10倍以上の大学も普通です。
そして何よりも大学では「うちの大学に来て欲しい生徒」というのが明確で、その基準を満たさない人は相手にしてくれません。
ちょっとディズニーランドのアトラクションに乗る時のことを思い浮かべてみてください。みんな当たり前に2〜3時間並んでますがよく考えると
・高いチケット代を払う
・数時間並ぶ
・実際乗るのは10分より短い
という結構ハードルの高い行動なんです。それだけ魅力を感じる人は何時間並んでも平気ですし、なんでそこまでして乗らなきゃいけないの?と考える人もいるわけです。
大学受験も同じで、そこまで勉強しなきゃいけないの?というレベルを乗り越えてはじめてその大学の求める基準を満たすことができるのです。
・長期の受験勉強
・それを継続する勤勉さ
それだけでなく
・9〜15才の間、どのように学力を伸ばすトレーニングをしたか
も大きな差になってくるようです。
高校入試は少しの犠牲で合格できる(それでもかなりの苦労です)のですが、大学入試はこのどれか一つでも欠けるとダメなのですから、なかなか厳しいですよね。
シビアすぎる?高校受験と大学受験3つの違い
学習塾 S-class講師。青森市出身、青森高校55回生。のんびり自由に塾を運営しています😄いつかフィンランド、スウェーデンに教育視察に行きたいサウナも行きたい👀