塾教材・市販教材・通信教材・映像教材どれがいい?

前のページで

間違いまとめ

が最高の教材だというお話をしました。

間違いまとめが最も効果的だとしても、その前の段階で解くワークなどがどう選べばいいのかという問題がありますよね。そのあたりを忖度なしでレビューしたいと思います。

高校受験は塾教材

ずばり、一番質が高いのは

塾教材

です。

ぼくが塾業界の人間だからではなく、本当に塾教材がいいんです。

なぜかというと、よく本屋さんで売っている市販の参考書と塾教材とでは作る方針が違うからです。

塾教材はわかりやすく、実力がつくように作られています。塾教材は塾を通して流通しますので、たとえば塾の先生の「基本の問題がしっかり身につく教材が欲しい」とか「新傾向の問題を集めてほしい」というピンポイントの要望が通るんですね。

一方で市販教材は立ち読みした時になんとなく良い感じの教材が作られます。中学生向け市販教材は保護者の方が買うことが多いので、本屋でパラパラめくって「色んな問題が入ってて良さそう」という感じで買うわけですね。ですから「これ一冊でOK」みたいな教材が多いんです。

前のページでお話したとおり自分が勉強するべきものだけフィルタリングすることが重要なのですが、市販教材だとそれが難しいということです。

そういうわけで、塾教材の方が生徒の目的にフィットした教材が多いというわけです。

ただし高校生になると、塾教材は一気に地位が落ちます。市販の参考書の方が質が高いんです。高校生は自分で参考書を探して適切なレベルを選べるからです。

塾教材のデメリットは、塾を通してしか購入できないので一般の方が入手できないということです。通っている塾にお願いして購入するか、学習塾 S-classのオンラインコースを受講されると購入可能です。

入手できなければ市販・通信教材

塾教材を入手する方法がなければ、市販の教材もしくは通信教材を使っていくことになります。

その場合は悩む必要はありません。なぜなら

どれを使っても大差ない

からです。

第一章では三冊のテキストをやるより、同じテキストを三回やった方が効果的です。とお話しました。

教材に関しては素晴らしい教材を一回やるより、同じテキストを三回やった方が効果的です。

ダークホース映像教材

最近は映像教材も非常に充実してきています。これは次のページで詳しくお話したいと思いますが一言で表すなら

まだ誰も価値に気づいていない

という状態ですから、非常にお得です。

場の力の過小評価

今回教材のお話をしてきましたが、実は教材よりももっと強力なものは

場の力

です。

大人もそうですが、特に若い学生たちは自分と同じようなカテゴリに属する仲間集団(Peer group)から大きな影響を受けます。同じカテゴリというのは、同じくらいの年齢とか同性とか、偏差値が近い生徒などです。必ずしも学校の中とは限らないので、もしかしたらネットの中にそういう仲間を見つけるかもしれません。

学校や塾の生徒の空気感から大きな影響を受けて、仲間のやることを真似しようとします。「友だちが勉強してるからオレも」みたいな感じですね。親や先生などが言ったところで効果が薄いのは「別のカテゴリの人」だからです。

そういうわけで、場の空気のためにお金や労力を使うのはもったいないように感じるかもしれませんが、本当はそれが一番コストパフォーマンスがいいんですね。

たしかに塾教材は質が高いですが、手に入らないからといってさほど気にすることはありません。

次のページでは、映像教材スタディサプリの破壊力についてお話してみたいと思います。

スタディサプリは大穴場

青森県の高校入試において映像教材のスタディサプリは、相性さえ合えば非常に素晴らしい教材です。 教材としての実力があり、価格も安いというその破壊力にも関わらず まだまだ世間の評価が低いので非常にお得な教材としてプッシュしていきたいと思います。 まず、講義の量、質ともに充実しているということが最もオススメできるポイントです。 今や受験界のスーパースターである …

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